リーキーガット症候群をご存知ですか?
「リーキー(漏れる)ガット(腸)症候群」というのは、腸の粘膜が荒れて穴があき、通常だと通過するはずのない有害物質や重金属が体内に侵入し、血流と共に身体中に巡ってしまう事で発生する、様々な原因不明の免疫性疾患やアレルギーを引き起こす症状の事です。
参考記事:リーキーガット症候群
こちらの記事をまだ読んでない方は、是非読んでから先に進んでください。
要するに
腸の中が荒れ放題に
荒れてしまってる
という証拠。
こんな状態であったら、どんな病気になってもおかしくはない。全ての疾患の根源は「腸=免疫力」に通じると言われているほど、「腸」は体を正常に保つ上で「絶対的に必要な」臓器の機能なのです。
逆に
腸に穴が空くほど「腸内環境」が乱れる状態になるまでには、それなりの「破壊」をしてる「何か」の原因があるという事。(※先天性の疾患の場合を除きます)
分かりやすい所では
・抗生物質
・抗癌剤
・ホルモン剤の投与
・避妊ピルの常用
更に
・食事の乱れ
・ストレス
・感染症
分かりにくい所では
・日常的に食べ続けてる「何か」
・習慣化している「何か」
(→記事後半で説明しています。)
などの影響により、腸管が破壊され、腸粘膜から「通常」だと侵入する事のない異物が体内に侵入し、免疫異常を引き起こします。
原因が「薬」などと、はっきりわかる場合は対処の仕様もあると思いますが、理由が思いつかない場合は「体調不良」の原因がわからないまま、悶々とした日々を送ることになります。
例えば
「なぜか分からないけど」
下痢が続く。便秘が続く。消化不良。胸焼け。胃酸過多。嘔吐。疲労感。抜け毛。イライラする。風邪を引きやすい。
など「原因不明」だけど「常に不快」な症状がある場合は、可能性として「リーキーガット症候群」であるかも?(アメリカ人の8割はこれに当てはまると言われています)と、自分で思い当たる場合は
とにかく
まず「腸を休めよう」。
腸を休める事で、「こびりついてる」不純物を除去することがまず第一に必要になります(16時間断食の実行)。それにより、腸内が活発に動き出す事で代謝が上がり、体温が上がり、血が流れ、内臓が整い始めます。
その後
食べるものを変えてみて下さい。
========
繰り返しますが
腸内環境の乱れ=リーキーガットは
本来だったら便として排出されるべき
「毒素」
つまり
有害物質
化学物質
重金属
細菌などが
腸の中から漏れて血流に乗り
体内に巡るという症状です。
この状態を放置していたら
どんな病気になってもおかしくない。
言い換えると
毒素(悪玉菌)が蔓延する
最大の原因の1つなのです。
もちろん
汚れた環境が大好きな
癌細胞にとっても
大繁殖のチャンス。
もし今現在
●乳癌治療中の方は
=薬などの影響で腸内は弱っている可能性が強いので、糖分、肉類、乳製品、添加物の摂取を断つ
●乳癌治療後の方は
=腸内細菌(善玉菌)を強くする為に、野菜や発酵食品、ニンニクなどで免疫力を高める
●再発防止の方は
=治療完了!と気を抜きすぎず、暴飲暴食を防ぐ事はもちろんの事、腹八分目、糖分の摂取を控える、野菜を多くとる、16時間断食の習慣化
などの基礎を固める事が腸内環境の修復になります。
そこで
最近よく耳にする事が多くなった
「 グ ル テ ン 」
ですが
グルテンって何?
控えた方がいいの?
何がいけないの?
という事についてですが
冒頭で触れたように
「なぜか」分からないけど
「なんか」具合が悪い。
それには
日常的に摂取している
「何か」が原因であるかもしれない。
そこで考えられるのが
「グルテン」の影響かも?
という事です。
グルテンとは
小麦粉に水分を足すと、べちゃべちゃになります。手にねっとりこびりつく、あの感触。
あの「粘着性」の強いタンパク質の事を「グルテン」と呼びます。このグルテンとは非常に「分解されにくい」構造をしているので、消化されずに残った「未消化」の成分がそのまま腸の粘膜にこびりつき、粘膜を傷つけ、炎症を引き起こします。(→リーキーガット症候群を引き起こす原因。)
要するに
グルテンを、分解する為に十分な分解力(消化酵素)が不足してる方が、グルテンを摂り過ぎる生活が長く続いている場合、グルテンが腸内にこびりつき、次第に腸に穴があき、そこから「不純物」が体内へと流れ込むのです。
サイクルとしては
グルテンを摂取する
→リーキーガット症候群
→癌体質
→癌細胞の増殖
→免疫力の激減
→癌発症・再発
となり得る事で
癌の発症率が上がる
可能性が増えるのです。
(※もちろん癌以外の疾患も同様です)
だから
最近よく言われる
「グルテンフリー」とは、腸の粘膜を傷つけるグルテンの摂取を避けましょう、という意味です。
ちなみに
小麦に含まれる「グルテン」
乳製品に含まれる「カゼイン」
大豆製品に含まれる「レクチン」
というタンパク質は、分解されるまでに「大量の消化酵素」を必要とするので、内臓機能が弱っている方や、手術や抗癌剤の投与で体内の免疫力が弱っている方が摂取すると、「消化酵素」の大量消費による「酵素不足」を引き起こし、それが結局は免疫力を低下させるというサイクルに陥ります。
なので
簡潔にいうと
乳癌治療の一環として
「グルテンフリー」な生活
は大事だという事です。
=========
ご参考までに
<グルテンを含む食材>
・小麦製品(パン、パスタ、ピザ、洋菓子、シリアル等)
・うどん、焼きそば、ラーメン
・カレー・シチューのルー、肉まん、餃子の皮
・ケチャップ、マヨ、ソース、市販のドレッシング
私の個人的な意見ですが
やはり腸内環境を整える為に
効果的だと思うことは
・16時間断食
・発酵食品の摂取
・アルカリ性の体内
・腹八分目
参考記事:食事療法って乳癌治療に効果的なのか?
外出するときも、できるだけ
洋食より和食
肉類よりも魚類
魚類よりも野菜
ビールよりも緑茶
ケーキよりも果物
ちょっとの習慣の変化が
大きな体の変化につながります。
できる事を
できるうちに
精一杯してみよう。
体は必ず反応してくれるはずです。
●私の「免疫力アップ」必須アイテムはこちらからご覧いただけます。
●乳がん克服に必要な知識(動画)はこちらからご覧いただけます。
次回の更新は、2月8日(木)20時になります。
↓それぞれ1日1回押して頂けるとランキングに反映され、乳がんへの理解を深める事に役立ちます。ご協力お願いします♡